死役所の魅力

死後の世界を描いた「死役所」という漫画は、死んだ人を仕分ける役所というスタイルが改新で、毎回どのような死にかたをしているのかというドラマを楽しむことができます。
死役所で働いている男性がこの漫画の主人公であり、誰が見ても営業スマイルだと分かるような作られた笑顔で死者の相手をしていくシムラさんがなぜ死役所で働いているのかも謎で、死役所で働くのはみんな死刑にされた人ばかりというのも意外です。

死役所で働く人は人情味が溢れる人ばかりで、死刑になるような人ではないのにそこにはきちんとした過去があります。
死役所に手続きにくるのは大人だけではなく、虐待によって命を落としてもまだ母親のことを慕っている少女であったり、虐めによって自殺をしてしまった少年などもいたりと、死ぬまでのストーリーと死後のストーリーの絶妙な描きかたでどんどんと死役所の世界観に惹かれていきました。
時には働きたくないから死にたいという理由で犯罪を犯して死刑になった男がやって来て、死役所で働かなくてはならないことに逆上した男性をシムラさんが対応していき、いつもニコニコしているシムラさんが人間味のある怒りなどを表す姿はゾクッとさせられました。
本当に死後には死役所にいかなくてはならないのではないかと思ってしまいます。